家庭用HA-1型ミシン

 

50年は前のミシンですが、これが意外とよくできたミシンで
直線縫いのみですが最新のミシンに全くひけをとらない能力

戦後に大量生産された為現在でも残っている物も多く
5000円前後で入手可能です

このミシン、基本的に全て金属で出来ていてそれなりに重いのですが
劣化するのはボビン巻きのゴムのみで多少錆びていても注油して
糸道と釜部分を掃除すれば大抵使用することができます

電動に改造用のモーターなども売られており電動にする事や
手回しのハンドルを付けて手回しミシンにする事も出来ます

釜・ボビン・針は家庭用垂直ガマ用で現在の物と同じです

使い方等

1.上糸かけ

2.下糸ボビン巻き

注油

内釜のメンテナンス


入手後のオーバーホール

オークションなどで安く売られている物は大半がジャンクとして出品されています
写真で欠品の無い物を選んで購入します(多少の錆や汚れは無視してOK)

届いたらまず糸道の確認と内部機構への注油


使われていた物なら過去に注油された油で内部の錆は大したことは無いはずです
ただし、油が硬くなったり埃が付いたりして動きが重い場合
滴れるくらいのミシン油を可動部分にさしてプーリーを回し可動部分を掃除します
油をさしてプーリー回して油を拭いてを何回か繰り返すと
非常にスムーズに動くようになると思います

表面の汚れはガラス用のクリーナーで落せば奇麗になります
気になる塗装の剥げは自動車用の補修塗料が使えます



重要な部分は、上糸調子設定器でこの部分は分解掃除を行なった方がいいでしょう
この部分は時期やメーカーにより種類が違います



元に戻せるようにそれぞれの順番はしっかり憶えていたください


(左の皿上げ棒は釘を加工して自作した物です)


清掃は糸を挟む皿部分でこの部分の汚れや錆はしっかり落して下さい
錆が酷い場合は細かいサンドペーパーで磨いて下さい
磨いた後は錆びないように軽く注油(油は付け過ぎないように、糸を汚してしまいます)

ここの部品の痛みが激しい場合は、ビクター産業で販売しているラインテンショナーが利用出来ます
糸取りバネと皿上げ棒が付いていないのでその部分は既存の物を流用して下さい

皿上げ棒は、釘を加工して作ることができます

軸の穴に通って長さのあった釘を探します、太さは多少違ってもOKです
金物屋かホームセンターに行けば大抵合うものがあります
私が使ったのは近所の金物屋にあったステンレス製の釘です


長さを適度にカットして頭部分を削ってこのように加工します
これで、同じように機能します

ボビン巻きのゴム部分ですが、ここは劣化しているのでそのままではまず動かないでしょう
今でも部品は買えるかと思いますが簡単な方法としてホームセンターなどで売っている
自己融着テープを巻く事で簡単に修理することができます



半分くらいの幅にカットした物を伸ばしながら2〜3週巻けばOKです

劣化が酷い場合は交換か、またはゼロから作る


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